農業を始めよう

花きコースの体験会がありました。
バラのガラス温室は農薬散布機が天井にあり、ボタンを押すとダニの殺虫剤が散布されます。切り取ったバラは革手袋でトゲをそぎ落とします。
最後にフラワーアレンジメントを体験しました。 

完熟したトウモロコシ300本が獣害に遭いました。
アライグマと思われる集団に簡易な網を破かれての被害です。彼らは頭が良く未熟なものは残し完熟品のみ食べていきます。何匹いれば300本も食べられるのか不思議です。
よって本日をもって強制終了。残渣整理が残ります。

枝豆の出荷調整効率化を狙いもぎ取り機を事前に製作しました。モーターは洗濯機の廃品流用で、筒から出ている青い棒は普通に売ってる耐圧ホースです。


動画はこちら(YouTube)

かなり高速に枝と豆＋葉をもぎ取ることができます。市販品は下にブロワーがついており、もぎ取りと同時に葉っぱを遠くに飛ばして豆のみを収穫できます。

しかしそのまま使うと一部の葉がちぎれて5mm程度の欠片になり、ちぎれたときの水分で枝豆に濡れ落ち葉のように付着します。

今のところの解決策は事前に葉を落としてから機械にかけることです。これを使った同級生は効率化に成功しましたが、機械を作った私は今のところ手作業で選別しながらもぐ方が速いです。

伝聞ですがブロワー付きの市販品でも同様の問題が起きるらしいので、農業機械は使いこなし方が大切なのと、役に立たない高価な機械があること、マイナーな機械は必ず実際の運用を見学してから購入すべきなことが学べました。

エダマメの収穫が終わりました。

一週間以内に収穫を終えないと大豆になってしまうので急ぎます。コンテナ１箱(約20～30本)のエダマから虫食いや実入りが少ないものを除いてもぎ取りるのに30分かかりました。慣れればもっとスピードアップできるでしょう。

1mmほどの茶色い穴を見逃すとシンクイガの幼虫を出荷してしまうので一つずつ確認します。見逃しを防ぐために汚れを事前に水洗いします。

エダマメも収穫後急速に糖度が減り始めるので、この時期に新鮮なエダマメを見かけたらぜひその日のうちに茹でて食べてください。

農業新聞で話題のホウキングという除草機を作りました。所要4時間。雑草の芽が出る前に引っ掛けることができます。
これから9月までの雑草最盛期にどうなるか楽しみです