農業を始めよう

ネットに絡ませてるキュウリの花が咲き、実がなりかけてきました。
まだ定植したばかりなので、成長を優先させるために1/3の実を残して残りは落とします。

雨なのでトラクターの構造とメンテナンス方法の授業です。授業の本題とは別にクボタはグリス注入箇所が少なくメンテナンスが楽だけど壊れたら修理屋行き。イセキはメンテ必要箇所が多い代わりにメンテしていれば修理屋域は少ないとかの話が面白いです。
トラクターは本体＋アタッチメント（耕耘機とか）で機能するもので、アタッチメントは交換できますが、自動連結器みたいな仕組み付きだと慣れれば一発で接続できるのがいいですね。
トラクターを購入するとしても中古でしょうが、どこまで投資すべきか悩むところです。

トウモロコシにアワノメイガ（図鑑では灰色）か何かがいて、葉を食いあさられました。最悪なのは実の中に潜り込み全部食べられることです。幼体の特定は難しいですが、およそ見当をつけて農薬などで対処します。

　共同圃場のトマト・キュウリ・ナスは分担して農薬散布します。身長より高い場所まで噴霧するので全身防護服の完全装備になります。
　
本来は多種多様な野菜を混植して、昔からの品種を育てれば無農薬の理想的な環境ができるのかもしれません。有機無農薬の方の知識と経験は膨大で尊敬に値しますし、減農薬の観点からも参考になります。

農家の朝は早いです。農薬散布は葉の気孔が閉じてる涼しい日の出の頃に行います。収穫調整は出荷時間から逆算するので、夜中から始めることもあります。

　先週収穫を始めたカブですが、教科書通り一週間以内に取り切ることができずに、今朝は5時から30kgほどあわてて収穫する羽目になりました。

　一週間で4cmの小カブが8cmの中カブに急成長するので、収穫しないと身が割れたり形や色が崩れるなど品質が急速に劣化します。

　午後は座学と除草、トウモロコシの害虫アワノメイガ対策に農薬散布。
（トウモロコシの雄花）

定植して数週間、針のように細かったのが数ミリの太さまで成長しました。ネギはしばらくの間除草が大変です。プロの方は除草剤含めて多様な省力化をされていますが、決定打はありません。
画像認識でネギ以外を切除する自立除草機とか開発したいです。