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農業を始めよう

社会人向け農業大学校の生活を伝えます。

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2025/12/18(Thu)14:45

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明日から後半戦

2019/08/31(Sat)16:50

早いものでカリキュラムも残り半分です。入学してから見えたものは。

(学校によると思いますが)実習規模の圃場で何故朝4時に行くのか
→作物により収穫適期(収穫できるようになってから、これ以上収穫が遅れると商品価値がなくなるまでの期間)が一週間程度と短いものがあり、収穫調整の技術不足による時間超過と授業、出荷時間から逆算すると、忙しい時期はそうなります。

 多品種少量はリスクが少ないと紹介する本が多いが実際はどうか
→考え方によりyesともnoとも言えると思います。
 未経験者の私は7品目でも管理しきれないです。播種時期を数週間変えた程度では積算温度で収穫が同時期になってしまうこともあります。
 一般論として野菜栽培で一番時間を要するのは出荷調整です。大産地ではそれぞれの野菜専用に数百万から数千万円の出荷調整設備があり分業化されています。
 多品種少量は全てを管理できる技術と、収穫調整を手作業で行ってもコストと鮮度で勝負できる販路があれば可能だと思います。
 マイナー作物も料理屋が仕入れに来る直売所なら売れる、契約が取れる可能性はあります。

 露地野菜をやりたいがどんな作物を作りたいのかわからない
→悩むと思います。熱心な地域ではいろいろな作物の一日体験会が開かれていますので、体験して生産者に質問してください。

 作物別に産地があるのはなぜ
→地域でまとめて出荷した方が良い値段がつくからです。

 45歳の壁とは
→国の補助金の年齢制限です。5年間で最大750万円の補助金が受けられるので、成功している方は設備投資に回して補助金が切れた後でも生計が成り立つような経営をします。ただし制度は猫の目のように変わるので当てにするのは危険です。

 農家の収入は
→普通の農家を目指す場合、成功すれば最低賃金と言われてます。私も実情を知るほど納得します。

 有機は
→有機のプロは大抵慣行を知り尽くしています。

 思いついたらまた後日ブログにします。

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No.85|農業・就農Comment(2)Trackback

枝豆もぎ取り選別機の実演

2019/08/29(Thu)18:59

新潟のミツワの方が機械の実演をしてくださいました。
良くできてます。30年間の開発ノウハウの塊で、かなり機械が選別してくれます。
メーカーの方も安いモデルだとパワー不足で選別が不十分になることがあるとのことで、
仮に中古を買うにしても、ニッチな機械は実演を見てから買うべきことが改めてわかりました。



No.84|農業・就農Comment(0)Trackback

ニンジン順調です

2019/08/29(Thu)18:52

太陽熱消毒を1ヶ月行った効果か、雑草が少なく順調に育ってます。



No.83|農業・就農Comment(0)Trackback

シリコンで型取りFRP樹脂成型

2019/08/26(Mon)20:47

播種板という同時に大量の播種ができる道具があります。買うと高いので借りて複製に挑戦しました。結果は惨敗ですが参考までに。
  1. シリコンはIS-CRN40という安くて評判が良いものを使用。播種板の型も完璧に作れて、元の素材(アクリル)も痛めずカスも残りません。
  2. 樹脂は成型用レジンが高いので、「FRP 透明 注型用樹脂」を使用。硬化開始まで数十分の余裕があり、流動性が高く写真のシリコン型にも隙間無く流れ込みます。硬化後のべたつきを防止するためパラフィンを添加します。
  3. シリコン型に流し込みます。今回使用したシリコン型は剥離剤を使用しなくても問題なく剥離します。
  4. 完璧な水平を取ったガラス板にシリコン型を置き樹脂を流し込んだのですが、翌朝硬化したときにはシリコンが一部浮いてました。よって板が曲がってしまい、また一部パラフィン/硬化剤の割合が低かったのかべと付きと強度不足がでました。
  5. 歪みは恐らく硬化時の収縮かと思います。極薄の成型を何度も重ねれば完成するかもしれませんが、本物の播種板はNCルータでアクリル板に穴を開けています。400×700mmサイズの板を二枚完璧に水平に作るのは私には無謀でした。
  6. パラフィン添加のため半透明になりますが、5mm厚で下記程度の透明度は出ます。強度も恐らく十分と思われます。

No.82|農業+IoTComment(0)Trackback

ひっぱりくんRみたいなもので定植

2019/08/26(Mon)14:32

ブロッコリーをロングピッチのチェーンポットでひっぱりくん(R)みたいな自作機械で定植しました。
ロングピッチの場合覆土板を先の方に延長させないとうまく行かない理由がよくわかりました。前のポットが覆土される前に次のポットが定植位置にくるので、苗が宙に浮いてうまく定植できないのです。
製品は本当に良くできています。



No.81|農業・就農Comment(0)Trackback